占い処十一時屋🕚🌙出雲の占い師

島根県内で活動中の占い師 島谷実郷(しまやみさと)のブログです

21. THE WORLD - 世界

長い旅時の果てに有終の美を飾る

対応する惑星:土星

絵柄の解釈

ここではライダー版(ウェイト版、ウェイト・スミス版)の絵柄を元に描かれている人物やモチーフを解説します。

背景・ロケーション

青い空を背景に、大きな月桂樹のリースが浮かんでいます。

このリースは大アルカナ1番『魔術師』に描かれているレムニスケートや自らの尾を噛んだ蛇のような永遠や完結した世界の象徴とも、万物のはじまりを象徴する宇宙卵の示唆ともいわれています。

実際に、リースの上下に巻かれた赤いリボンはレムニスケートをかたどっているようです。

月桂樹は勝利の象徴であり、ゴールしたものを讃えるしるしでもあります。

一方で円環は数字の0の形でもあります。

これらの要素から大アルカナ0番『愚者』から始まった旅が終結すると同時に、新たな旅路のはじまりを示唆しているとも解釈できます。

衣装や小物

カードの中央に描かれた女神の体は部分的に布で隠れていますが、実は両性具有であるとする説が一般的です。

女性性と男性性を併せもつ女神は完全無欠の存在であり、相反する要素の統合に成功した完璧な世界の象徴でもあります。

また、女神が両手に携えた白いワンドは、大アルカナ1番『魔術師』が持つワンドと同じものです。

さらに、女神のポーズは大アルカナ12番『吊られた男(吊るし人)』とも酷似しています。

これらの要素から、このカードはあらゆる法則や拘束から解放され、自由を手に入れた状態を示唆していると読み取れます。

人物と共に描かれているもの

カードの四隅には四聖獣が描かれています。

これらは大アルカナ10番『運命の輪(車輪)』にも描かれており、それぞれが福音書記者や四大元素を意味します。

いずれも大いなる存在や大いなる力の象徴であり、旅の終焉と新たな門出を見守っているようにも思われます。

カードの意味

ここでは占いの解釈に正逆位置を取り入れない場合も考慮し、あえてカードの意味をポジティブ、ネガティブと表記しています。

正逆位置を取り入れる場合はポジティブな意味を正位置、ネガティブな意味を逆位置と考えてください。

Positive(正)

・ゴールに到達する

・やり遂げた満足感と幸福感

・次のステージへ向かう準備

・良い運気の波に乗る

Negative(逆)

・納得のいかない結末

・最後の最後で手を抜く

・一からやり直すか撤退するか決断する

・不完全燃焼

解釈の一例

恋愛

+ 相思相愛、実り多い恋愛、尊敬できる相手、信頼関係を築く、周囲から祝福される、幸福な結婚

惰性で続く関係、進展しない関係性、未来が見えない、存在のありがたみが失われる

仕事

+ 天職、順調にキャリアを積む、仕事を通じて達成感を得る、ステップアップのための転職

慢心、脱落、現実逃避、撤退、キャリアを断たれる、中途半端な結果で満足する

状況・性質

+ 人望、居場所や仲間に恵まれる、旧知の仲、よい関係が継続する、マイペース、勝利、悟り、理解

疎遠、印象に残らない、関係が続かない、投げやり、逃げ腰、現状維持、宝の持ち腐れ、限界

解釈に迷ったときは

ここに記したカードの解釈はあくまでも一例です。

同じカードでも、相談者の状況や占者により解釈は異なります。

自分の解釈に自信がないときや、他の人の解釈も聞いてみたいというときはプロに相談するのもひとつの方法です。

占い師紹介

f:id:atakagi0101:20220227204110j:plain島谷実郷(しまや みさと)

占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。

f:id:atakagi0101:20220228042710j:plain f:id:atakagi0101:20220228043019j:plain f:id:atakagi0101:20220228043050j:plain

↩️占いコラムへ戻る