ふたご座(双児宮 Gemini)
エレメント:風
クォリティ:柔軟宮
ポラリティ:男性宮
キーワード:I think(私は考える)
対応する部位:胸
タロットカード:魔術師、恋人、ソード8、ソード9、ソード10、月(エテイヤ)など
(対応するカードはタロットの種類により諸説あります)
人と人、世界と世界の間を軽やかに行き来する星座
ふたご座の特徴として「好奇心旺盛」「合理的」「二面性」 などのキーワードがよく挙げられます。
一カ所にとどまらず、興味を惹かれた対象や琴線に触れた人や物事の間を自由に行き来するイメージが強く、実際にフットワークが軽い人が多いです。
これは、情報伝達やコミュニケーションなどを象徴する水星の特徴を反映しているためと考えられます。
ともすると気まぐれ、移り気ともとらえられがちなふたご座ですが、内面はひたすら合理的です。
無駄を排除した結果として常に身軽で、柔軟な対応が可能になります。
では、ふたご座にとっての無駄とは何かというと、「つまらないもの」や「徒労」が相当します。
面白くないものに割く時間がもったいないし、最短距離で目標に辿り着きたいからこそ、臨機応変にライフスタイルを変えられます。
しかし、それらはあくまで表面的な変化に過ぎません。
動機は一貫して「自分にとっての理想や面白いと思えることを追い求める」ことにあります。
そのせいか、価値観や行動パターンの独特さについて周囲から指摘されても、本人はピンとこなかったりします。
捉えどころがないと思われやすいふたご座ですが、その生き方や考え方は意外とシンプルなのかもしれません。
ふたご座をサポートするパワーストーン
支配星である水星を象徴する黄色や、空色や桜色などのパステルカラー、見ているだけで頭が冴えるような爽やかな青や緑が、ふたご座にはよく似合います。
人間関係を円滑にするめのうや頭脳明晰のお守りとされるフローライトは、ふたご座の生まれ持ったコミュニケーション能力や知性をさらに強調してくれることでしょう。
紫や青、緑などさまざまな色が存在するところも、トリッキーなふたご座らしい特徴です。
いち早く情報をキャッチする能力に長けたふたご座ですが、興味のある情報を手当たり次第に集めた結果、思考の整理が追いつかないこともしばしばです。
そんなときには判断力や観察眼を高めてくれるプレナイトを身につけてみてください。自分にとって本当に必要な情報を効率よく取捨選択できるようサポートしてくれます。
境界(カスプ)に生まれた人へ
雑誌に載っている星占いや星占いによっては、5/20~6/21生まれの人がふたご座生まれだったり、5/21~6/20までふたご座とされていたりと、日付が1日ほど前後することがあります。
これは、生まれた年によって太陽がふたご座にとどまる期間が異なるためです。
そのため、自分はふたご座だと思っていた人も、本当はおうし座だったり、かに座だったりする可能性があります。
ただし、境界となる日に生まれた人は隣り合ったふたつの星座の性質をあわせ持っているため、どちらか迷ったときには両方の運勢を見ておくといいかもしれません。
さらに詳しく
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※星座がもつ意味や性質はここに記した内容が全てではありません。
占者や占術により解釈は異なります。
より詳しく知りたいという方は、専門家に鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。