英名:hambergite
別名:ハンベルグ石、ハンベルガイト、ハンバーガイト
色:透明、白、乳白色
硬度:7.5
浄化:クラスター(さざれ石)、日光浴、月光浴、流水、塩、セージなど
キーワード:Creativity(創造力)、前衛美術、労働革命、独立心、母親的ポジション
ハンベルジャイトの特徴
ハンベルグ石やハンバーガイトなどとも呼ばれるハンベルジャイトは、パワーストーンのショップなどでは滅多に見かけることはりません。
パワーストーンというよりも、鉱石のコレクターに好まれる蒐集石というイメージです。
見た目は水晶に似ており、原石だと白濁している状態のものがほとんどです。
ハンベルジャイト自体が珍しい石ですが、宝石として加工できるほどの透明度を持つものとなると、さらに限られてしまいます。
また、脆く加工に適さないのも、ハンベルジャイトが流通しにくい理由のひとつです。
モース硬度は7.5と、エメラルドやアクアマリンに並ぶ硬度を持ちますが、へき開性という一定の方向に割れやすい性質があることから、カットが難しい石とされています。
主な産地はノルウェーやネパール、マダガスカル、インドのカシミール地方などです。
ハンベルジャイトのもつ意味・パワー
ハンベルジャイトという名前は、発見者である鉱物学者アクセル・ハンベルグ(Axel Hamberg)氏にちなんでつけられました。
発見されたのは比較的最近のことで(1890年)、パワーストーンとしてもあまり知られていないことから、ハンベルジャイトのもつエネルギーや効能については、未知の部分が多いです。
ハンベルジャイトはホウ酸塩鉱物の一種で、ウレキサイト(テレビ石)やエレメエファイト(エレミア石)などがハンベルジャイトの仲間に当たります。
また、エメラルドやアクアマリンなどのベリル系と同様、ベリリウムを含む石です。
ベリル系のパワーストーンには共通して、心身を癒したり、人間関係をサポートしたりする作用があります。
ハンベルジャイトにも同様の効果が期待できるでしょう。
特に、人間関係によるストレスを受けやすい人やコミュニケーション能力を上げたい人、忘れられないほど強烈なトラウマに悩まされている人にとっては、心強いお守りとなる石です。
※パワーストーンの効能は言い伝えや伝承、文献等に基づいたものであり、効能を保証するものではありません。
相性のいいパワーストーンや今の自分に必要なパワーストーンについて知りたいという方は、専門家に相談することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。