英名:smithonite
別名:菱亜鉛鉱
色:白、青、緑、黄、ピンク、紫など
硬度:4.5~5.0
浄化:クラスター(さざれ石)月光浴、塩、セージなど。
変色のおそれがあるため、日光浴と流水による浄化は避けましょう。
キーワード:Charisma(カリスマ)、名誉ある地位、個性の際立った人物、独立独歩、太っ腹、魅力
スミソナイトの特徴
スミソナイトは炭酸塩鉱物の一種で、カルサイト(方解石)やマラカイト、アズライトの仲間にあたります。
本来のスミソナイトは無色もしくは白色ですが、銅を含むと青色や緑色、コバルトを含むとピンク、カドミウムを含むと黄色というように、不純物を含むことによりさまざまな色のスミソナイトが産出されます。
葡萄状で産出される場合が多く、結晶形状のものが産出されるのは非常に稀なケースです。
主な産地はアメリカやメキシコ、ナミビアなどですが、産出量は減少傾向にあり、それに伴い稀少価値は高まってきています。
モース硬度は4.5~5.0と、それほど丈夫とはいえません。強い衝撃を与えないよう、取り扱いには注意が必要です。
また、水分や紫外線に触れると、変質劣化を招くおそれがあります。流水や日光浴による浄化は避けましょう。
スミソナイトのもつ意味・パワー
スミソナイトという名前は、スミソニアン博物館の設立に寄与した人物としても知られるジェームズ・スミソンにちなんでつけられました。
スミソナイトは1832年まで、ヘミモルファイト(異極鉱)という鉱物と同一のものとされていました。
混同されていたスミソナイトとヘミモルファイトを最初に見分けたのが、ジェームズ・スミソンだったのです。
スミソナイトのもつエネルギーは、カラーバリエーションによって若干の差異はあるものの、恐怖やトラウマなどのネガティブな感情を取り除くという点は共通しています。
嫌悪感や不快感を覚えたとき、波立った感情を鎮め、落ち着きを取り戻させてくれます。
ストレスによる体調不良や肌荒れが気になる人にもおすすめです。
また、スミソナイトには感情を維持するという働きもあります。
飽きっぽくて一つのことに集中して取り組めない人や、どうしても叶えたい目標がある人は、スミソナイトの力を借りてみましょう。
※パワーストーンの効能は言い伝えや伝承、文献等に基づいたものであり、効能を保証するものではありません。
相性のいいパワーストーンや今の自分に必要なパワーストーンについて知りたいという方は、専門家に相談することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。