6月21日生まれの基本性格
6月21日生まれの人は、生まれ年によって誕生星座がふたご座だったり、かに座だったりします。このように二つの星座をまたぐ日をカスプ(境界)と呼びます。カスプに生まれた日は隣り合った二つの星座の性質を同時に備えています。雑誌やテレビなどで星占いをチェックするときは、ふたご座とかに座の両方に目を通しておくとよいでしょう。
カスプに生まれた人の特徴として、二面性が挙げられます。隣り合った星座は対照的な性質を有していることが多いのです。6月21日生まれの人もまた「知的好奇心の赴くままにあらゆる世界やコミュニティを渡り歩く探求者」の性質と「心許せる仲間や自分のテリトリーと定めた居場所を守り抜く守護者」としての性質とが同居しています。
対外的には人当たりがよく穏やかなので気付かれにくいものの、警戒心が強く簡単に心を開くことはありません。観察眼が鋭く、人を見る目は確かですが、人間的に信頼できる相手に対しても、無闇に深入りすることはないでしょう。お互いに心地よい距離感を維持する術を心得ているため、そばにいると安心感を覚える、という人も少なくないはずです。
人の心を掴んだり、信頼を勝ち取ったりする能力に長けています。営業や販売など、顧客と直接接する職業に就けば一定のファンを獲得できるでしょう。人の悩みを聞いたり、アドバイスをしたりするのも上手なので、カウンセラーやコンサルタントなども適職です。
無難な人間関係を築くのが得意な一方で、恋愛のようにあえて相手に深入りすることを求められる場面になると、途端に及び腰になってしまいます。確かな愛情や信頼はあっても、今一歩のところで心を開ききれず、相手を不安にさせてしまうことも少なくありません。気を許せるようになるまでじっくりと腰を据えて向き合ってくれるような、懐が深く精神的な余裕もあるような相手が、パートナーとして理想的です。
結婚しても社交的な性格は変わらず、親戚付き合いにご近所付き合い、仕事や趣味の人間関係にと慌ただしい日々を送ることになりそうです。しかし、家庭という帰るべき場所さえ定まっていれば、さまざまなコミュニティを渡り歩く生活は、かえって人生を豊かに彩ってくれるはずです。自分なりに一生懸命家庭生活と社会生活を両立するうちに、ますます魅力的な人物へと成長していくことでしょう。
結婚すると家族との幸せな生活を築くために全力を尽くします。ときには個人的な楽しみや健康を犠牲にしてまで、家族の幸福を追求しようとするでしょう。仕事も家庭生活も完璧にこなそうとするあまり、キャパシティをオーバーしてしまわないよう注意が必要です。
相性のよいパワーストーン
6月21日生まれの人には愛情にあふれた豊かな人生へと導いてくれるローズクォーツや、コミュニケーション能力を高め対人関係の悩みやトラブルを緩和してくれるイエローカルセドニーなどがおすすめです。
ここで紹介したのはあくまでも「◯月◯日生まれの人にはこういった性質が多く見られますよ」という大雑把な傾向に過ぎません。
同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や出身地が違えば、性格や才能、恋愛の傾向、適職や働きやすい環境等は少しずつ異なります。
自分自身の特性についてより詳しく知りたいという方は、プロに鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。