6月16日生まれの基本性格
理性的で合理主義的な人が多いとされるふたご座の中でも、6月16日生まれの人は比較的直情型です。とはいえ、感情のまま不平不満を撒き散らしたり、強引に自分の意見を押し通したりはしません。調和を重んじながらも場の空気をコントロールし、自分が望んだ通りの展開へ向かうよう誘導する術を心得ています。
カリスマ性があり、人心掌握に長けています。集団やグループの中においては、自然発生的にリーダーとしての役割を与えられることも多いでしょう。実際に、周囲の人々の様子によく目を配っており、采配を振るうのが得意です。また、良い意味でプライドが高く、たとえ組織の中で成り上がるためであっても、上司や先輩にへつらったり、部下や後輩に責任を押し付けたりはしません。むしろ、自ら矢面に立っても、下の立場にいる人々を守ろうとします。教師や弁護士、警察官など義侠心の強さと奉仕精神が同時に求められるような仕事に適性が高いです。
人間関係においては非常に面倒見が良く、困っている人を放っておけません。しかも、中途半端に口や手を出して、飽きたら見捨てるというようなことはしません。一度何らかの形で関わったら、その人が立ち直るまで責任を持って見届けます。もちろん、見守るだけではなく、物質的な援助も惜しまないでしょう。本人は真心から、手の届く範囲にいる人を救いたいと願っているだけで、そこに一切の打算はありません。しかし、そのような博愛主義的な行いが、ときに人間関係のトラブルを招く場合もあります。
特に、恋愛においては同情心をいつしか恋愛感情と混同してしまうような事態が起こりやすいでしょう。思わぬ相手から好意を寄せられたり、逆にこちらが好意を抱いていると勘違いされたりすることもしばしばです。特に若い頃は頻繁に恋愛がらみのトラブルに巻き込まれたり、身に覚えのない噂を立てられたりするかもしれません。トラウマになるような修羅場を何度も経験し、恋愛そのものに及び腰になってしまう人もいます。
人生経験を通して人間の表も裏も知り尽くしてしまっていることから、警戒心が強く、他人に対してなかなか心が開けません。ただし、将来を共にしたいと思えるような相手に出会えれば、その人に全幅の信頼を寄せるようになります。自分の全てを隠さず打ち明けると同時にまた相手にも全てを見せてほしいと望みます。結婚すれば、今度はパートナーだけではなく、家族全体の幸福のため献身的に尽くすでしょう。
相性のよいパワーストーン
6月16日生まれの方にはチャンスや幸運を引き寄せ、逆境をも乗り越えるパワーを与えてくれるルチルクォーツや、判断力を高め真実を見通す眼力をもたらしてくれるプレナイトなどがおすすめです。
ここで紹介したのはあくまでも「◯月◯日生まれの人にはこういった性質が多く見られますよ」という大雑把な傾向に過ぎません。
同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や出身地が違えば、性格や才能、恋愛の傾向、適職や働きやすい環境等は少しずつ異なります。
自分自身の特性についてより詳しく知りたいという方は、プロに鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。