6月4日生まれの基本性格
理知的で客観性や合理性を重んじるとされるふたご座の中でも、6月4日生まれの人は比較的感情を重視するタイプです。人間の感情は複雑で、ときに理屈では割り切れないことを承知していながら、なお正しくあるべき方向へと導こうとする慈愛の人です。
優れた観察眼を持ち、相手の表情や仕草から感情を先読みしてしまいます。気配り上手で、困っている人がいれば真っ先に声をかけることから、悩みを打ち明けられたり相談を持ちかけられたりすることも多いでしょう。そのため、気付けば誰よりも内部事情や力関係に精通していることもしばしばです。組織やチーム内の調和を保つため、自ら調停役を買って出る場合もあります。
常に多角的な視点から物事を見つめています。一方的な主観から断定することはまずありません。視野が広く聡明な人ではありますが、思いやりにあふれるが故に、誰もが損をせず納得できるような結論を導き出そうとしてしまいます。結果として、日和見的と誤解され、歯がゆい思いをすることもあるでしょう。裁判官や弁護士、心理士、セラピストなど論理的な思考能力と感情に寄り添う共感能力の双方を求められる仕事に適性が高いです。
恋愛においても人当たりが良く気配り上手なことから、想いを寄せられることが多いです。いわゆるモテるタイプでありながら、誰にでも分け隔てなく優しいため、友人以上にはなかなか発展しません。仮に恋愛関係になったとしても、相手が嫉妬深かったり、独占欲が強かったりする場合は、長続きしにくいでしょう。この人の心根に惚れ込み、博愛主義的な振る舞いも含めて許容できる懐の深い人でなければ、パートナーとしての関係を維持するのは難しいかもしれません。
結婚しても相変わらずビジネス上の人間関係にプライベートな交友関係にと忙しい日々を送ることになりそうです。親戚付き合いやご近所付き合いなど、家庭を持つことで発生するしがらみも増え、ますます人間関係の維持にリソースを割くことになるでしょう。家族に対する愛情はあるものの、コミュニケーションをとる機会が限られているため、当の家族にはなかなか伝わらないかもしれません。なるべく家族で旅行やレジャーに出かける、外出が難しいときは積極的に言葉をかけるなど、わかりやすい愛情表現を心がけましょう。
相性のよいパワーストーン
6月4日生まれの人には他者の欠点や至らなさを認める寛容な心を育んでくれるモルガナイトや、愛と思いやりにあふれた人生へと導いてくれるローズクォーツなどがおすすめです
ここで紹介したのはあくまでも「◯月◯日生まれの人にはこういった性質が多く見られますよ」という大雑把な傾向に過ぎません。
同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や出身地が違えば、性格や才能、恋愛の傾向、適職や働きやすい環境等は少しずつ異なります。
自分自身の特性についてより詳しく知りたいという方は、プロに鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。