6月30日生まれの基本性格
仲間同士の絆や連帯を重んじるとされるかに座の中でも、6月30日生まれの人は個人主義的な気質が強く出やすい傾向が見られます。
人当たりが良く穏やかな性質ですが、必要以上に他人の事情に深入りすることはありません。また、自分の内面に踏み込まれることにも抵抗を覚えるようです。たとえ家族であってもプライバシーを重んじます。とはいえ、決して冷淡なわけではなく、他人に対する気配りや親切は惜しみません。助けを求める人や困っている人がいれば積極的に手を差し伸べます。
アメとムチのバランスが絶妙なのも、この人の大きな特徴です。決して無闇に甘やかすことはなく、伝えるべきことは率直に、わかりやすい言葉で指摘します。ただし、相手があまりにも打たれ弱かったり、精神的にナイーブになっていたりする場合は、その限りではありません。必要があればきちんとフォローを入れます。そのため、人間関係のトラブルに発展することが意外にも少なめです。
人を育てる才能こそあるものの、本人はチームワークを避けようとする傾向があります。実際に、自分のペースで自由に動ける環境にある方が、高いパフォーマンスを発揮しやすいようです。職人気質でもあり、自分の仕事のやり方や出来栄えに対するこだわりも強いです。専門的な技術や知識を求められる職業に適性が高いでしょう。
恋愛においてはかなりの気分屋です。そのときのフィーリングによってあっさり交際を決めてしまうこともあれば、突然距離を置いたりすることもあります。本人に悪気はなくとも、相手を振り回してしまうこともしばしばです。しかし、そうした気まぐれて予測不能なところに惹かれる相手が一定数現れることも事実です。本人も恋愛に刺激やスリルを求めることから、安定や予定調和をつまらなく感じてしまいます。ミステリアスで掴みどころがない人や、個性的で思考を先読みできないような人であれば、長く関係を維持できそうです。
結婚しても奔放でマイペースな性質は変わらないでしょう。家族にも自立を求めるため、子どもは早々に手を離れていくかもしれません。しかし、家族とはいえそれぞれ価値観や人生観は異なり、追い求めたい目標もあるはずです。必ずしも連帯する必要はありません。親子や夫婦といった関係性にとらわれない、対等で新しい家族の絆が生まれるでしょう。
相性のよいパワーストーン
6月30日生まれの人には何者にも染まらぬ強い個性や才能を引き出してくれるオニキスや、意志力を養い誘惑を断ち切るサポートをしてくれるオブシディアンなどがおすすめです。
ここで紹介したのはあくまでも「◯月◯日生まれの人にはこういった性質が多く見られますよ」という大雑把な傾向に過ぎません。
同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や出身地が違えば、性格や才能、恋愛の傾向、適職や働きやすい環境等は少しずつ異なります。
自分自身の特性についてより詳しく知りたいという方は、プロに鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷（しまや みさと）
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。
