5月9日生まれの基本性格
優れた五感と美的感覚を持つとされるおうし座の中でも、5月9日生まれの人は特に感受性の鋭い芸術家肌です。
一見すると大人しく、感情的な激しさを表に出すことは滅多にありませんが、非常に敏感で繊細な情緒を秘めた人です。洞察力に優れ、言葉にせずとも相手の些細な仕草や表情の変化から本音を読み取ってしまいます。お世辞や社交辞令はすぐにそれとわかるので、たとえ傷ついても嘘やごまかしのない、本音のコミュニケーションを望むでしょう。一方で、正直すぎて無意識のうちに相手の痛いところを突き、気まずくなってしまうこともしばしばです。ただし、本人は基本的に平和主義者で、他人と競ったり争ったりすることを望みません。相手を傷つけたり不快にさせてしまったりということがあれば素直に非を認めます。
同情心に厚く、困っている人を放っておくことができません。医療や福祉など、社会的に弱い立場や苦しい状況にいる人を癒したり、サポートしたりする仕事に適性が高いでしょう。
気立てが良く心優しい人ではあるのですが、やや押しに弱いところがあります。威圧されたり、強い言葉を使われたりするとたちまち萎縮してしまいます。押し出しの弱さや情に厚い性格を逆手に取って利用されたり、貧乏くじを引いたりすることも珍しくありません。しかしながら、心根の正しさや誠実さを評価してくれる人も、常に一定数現れます。人望も厚く、ピンチになってもどこからともなく救いの手が差し伸べられるでしょう。
恋愛においては好きになった相手に対し献身的に尽くします。相手を支え、感謝されるときに喜びを覚えるでしょう。しかも、いわゆる癒し系の雰囲気があることから、この人の周りには過去の恋愛で傷ついた人や疲れた人が集まってくることが多いです。相談に乗ったり励ましたりしているうちに、いつしか恋愛関係に発展していたというケースも少なくないでしょう。相手に対して抱いている感情が、同情心なのか恋愛感情なのかを冷静に見極めなければなりません。
結婚すると今度は家族のために奉仕します。家族を支えることがそのまま生きがいとなってしまい、自分の趣味ややりたいことは二の次になってしまうことが多いです。人生を主体的に歩むためにも、家族の意思と自分の意思を混同せず、ある程度のけじめをつけることが重要です。パートナーとしては、社会的な役割や肩書きに縛られず、夢や目標を常に追い求める独立心旺盛な人が理想的です。
相性のよいパワーストーン
5月9日生まれの人にはネガティブな波動や悪意を退けてくれるアメジストや、太陽のような明るくポジティブなエネルギーで心を照らしてくれるペリドットなどがおすすめです。
ここで紹介したのはあくまでも「◯月◯日生まれの人にはこういった性質が多く見られますよ」という大雑把な傾向に過ぎません。
同じ日に生まれた人でも、生まれた時間や出身地が違えば、性格や才能、恋愛の傾向、適職や働きやすい環境等は少しずつ異なります。
自分自身の特性についてより詳しく知りたいという方は、プロに鑑定を依頼することをおすすめします。
占い師紹介
島谷実郷(しまや みさと)
占星術師・タロット占い師。 探偵事務所調査員や納棺師、ライターなどの職業を経て2017年『占い処 十一時屋』を設立。 2020年5月島根県へ移住。 現在は松江市や出雲市を中心に対面鑑定を行うかたわら、チャットやSNSを利用したオンライン鑑定も受付中。